【オススメの本】イーロン・マスクの母が伝える「人生の切り拓き方」

メイ・マスクは、あのテスラモータースやスペースXの創業者であるイーロン・マスクの母親。

ロシアによるウクライナへの侵攻の際に、イーロン・マスクの会社の衛生通信システム「スターリンク」はウクライナの防衛と反撃に大いに役立った。

このため、イーロン・マスクは、前ロシア大統領のメドベージェフに「月夜の晩ばかりではないぞ」と脅され、「僕はもうダメかもしれない」と弱音を吐くツイートをした。そんな時に、「息子よ、そんなことじゃダメ」とメイ・マスクはやはりツイートで叱咤。イーロン・マスクは「わかったよ、ママ」と反応した。

そもそもイーロン・マスクが南アフリカから北米に移民し、アメリカンドリームを掴めたのも、メイ・マスクがカナダへの永住権を持っていたから。母親には頭が上がらないのだ。

そんな肝っ玉母さん的なメイ・マスクだが、順風満帆な人生ではなかった。

DV夫との離婚訴訟。モデルとして活躍するも、歳を取ってくるにつれて仕事は減った。そこで、割り切って白髪染めをやめたところ、そのナチュラルなスタイルが受けてかえって依頼は増えた。

70歳を過ぎても活躍するママ・マスクは、努力は幸福を呼び込むが「計画を立てて挑戦しなさい」とアドバイスする。

そしてこう彼女は付け加える「誰かがいても幸せだけど、ひとりでも幸せに生きられるのよ」と。