【心が軽くなるコラム】「私」を動かす、ささやかだけど確かなご褒美

以前、人気女性ユニットのパフュームやキャリーぱみゅぱみゅなどをプロデュースする音楽プロデューサー、ナカダヤスタカさんの一日を追う番組をテレビでやっていました。

意外だったのが、彼を動かす仕事のモチベーションでした。

ナカダさんは、お昼に何を食べようとか夜に何を食べようとかを朝に決めて、仕事を始めるそうです。

普通は、仕事を終えて疲れて帰りながらスーパーやファミレスに寄って「さて、何を食べよう」という人がかなり多いのではないでしょうか。

食べる、寝る、お風呂に入る。

毎日の当たり前の行為が、実は生きる上での安心感につながっているのは確かです。

朝、ベッドメイキングして出かける。夜、疲れた体を気持ちよく横たえることを想像しながら。

夜にお風呂に入れる入浴剤を決める。そしてどこで買って帰るか考える。

そして、平日だけでなく週末には、「書棚や洋服ダンスを整理して本や服をリサイクルショップに売ったお金で行きたかったお店でご飯を食べる」とか、

「少しだけ遠出してスーパー銭湯であったまる」「隣の駅のジェラート屋さんに行く」

など、少しずつ楽しみと毎日どうにか生きていることに対するご褒美を発見し、リスト化し、貯め込むのをお勧めします。