御朱印状集めが好きな方は、結構おられると思います。特にパワースポットと呼ばれる神社になると、ますます燃えるかもしれません。
ただ、なぜその神社がパワースポットと呼ばれているのかについては、案外「疎い(うとい)=詳しくない」人が多い気がします。
パワースポット神社はなぜパワースポットたりえるのか?
それは、神社が、長年の歴史で地震や災害を受けにくいと人々が経験的に学び知った場所に作られているからです。
そして清らかなせせらぎや湧水があったり、堅い岩盤の上にあったり、森や風雨をしのぐ地形に包まれていたり、人々が生き延びるのにふさわしい要素を備えています。
例えば、都内ではビジネスのご利益があるとされる代々木八幡稲荷様などは、境内に縄文時代の竪穴式住居の遺跡が残っています。
御朱印状はもちろん、有り難いですが、ぜひ神社の中に充満する「生きるための無形のサプリ」を胸一杯吸い込んでみましょう。